まほろんの星屑

アニメとかゲームとか小説とかで、人生をどう浪費しようか迷う戯言見習いの 日常を描いた物語
まほろんの星屑 TOP  >  ゲーム >  『暁の護衛-罪深き終末論-』の感想

『暁の護衛-罪深き終末論-』の感想

 最初に断っておきたいのが、
私はこの作品を誰にでも勧めたい最高に面白いゲームだと思ってるし、
一番言いたことはただそれだけ。
いろいろ書きはしたけど、
うまくまとめられた気がしないので。

 2008年に第一作目が発売されてから早2年、
ついにシリーズは完全な完結に辿り着きました。
というわけで今回は先日総プレイ時間34時間半かけて攻略した、

『暁の護衛-罪深き終末論-』

の感想です。

 率直な感想としては本年度№1の萌えゲーアワード候補、
もう体が熱くなるほどテンションが上がる楽しさで、
作品の全体評価としてはこれまでやってきた中で最高レベルでした。
そのぐらい気に入っている本作に点数をつけるとしたら、
“85点”
かな(汗。
どうして最高レベルの作品と評価しているのに、
90点台に届かない微妙な点数なのかといえば、
好きだからこそ細かいところが気になるんですよね。

<概要>
 第一作『暁の護衛』でお嬢さまたちとの出会いと付き合うまでの話を、
第二作『プリンシパルの休日』ではお嬢さまたちとのイチャラブと、
今まで謎だった禁止区域時代の海斗の過去を、
そして第三作『罪深き終末論』では、
これまでの伏線を回収しつつ、
放置してきた禁止区域の真実に迫りつつ、
その戦いを描いた物語。
どれにでも共通していえることが、
楽しいノリとギャグで話がテンポよく進み、
面白くてあっという間だった。
まあ実際シナリオ自体が短かったというのもあるけど。

<気に入っているところ>
 一番の要素は主人公の海斗が最高!
強くて面白くて格好いいというもてる要素全てを持っている男、
そのため彼と親しくなると誰も彼もが彼に惚れてしまう(笑)。
敵味方関係なく惹きこんでしまう魅力を持っている。
とはいっても普段は適当でとぼけてばかりなため、
パーフェクトだけどとても親しみやすい。
そしてなんといっても彼の強さは本物だ、
それはこのシリーズの最高の魅力でもある、
マジで格好良すぎる。
一作目ではそのあまりの強さのために彼が本気を出すことができず、
ちょっとその片鱗を見せた相手は、
表の世界では最強クラスなのにあっさり。
二作目ではその強さの秘密である壮絶すぎる過去に触れ、
7階とか8階のビルから無傷で飛び降りる訓練なんてやばすぎるし、
小さい頃から命のやり取りをしていた人間に、
殺さずの世界で生きてきた人間が敵うはずもなし。
そして三作目となる本作で、
ついに彼が本気で戦えるライバルが登場するかと思ったら、
恐らく唯一彼でも恐れるかもしれない男とは敵対せず、
他に出てくる強敵たちとは、
万全の状態ではないハンデマッチでさえ圧倒的、
凄すぎるよ海斗さん!!
海斗の存在こそこの作品の核といえる、
それはギャグも熱いところも、
全て彼がもたらすものだから。

<良かったところ>
・やっぱり禁止区域のことに触れたのが大きい、
 『罪深き終末論』というタイトル通りだったんだなーと。
・これまで通り、
 ギャグのセンスの良さと話がテンポよく進むのが、
 ADVゲームとしては最高だと思う。
 特に薫を迎えにいくエピソードは傑作でした。
・多くのキャラクターを登場させることによって、
 シナリオ・世界観・作品の深みが増している。
 また短編のエピソードで個々のキャラを描いているのもいい。
・メインだけでなくサブに対してもエンディングが用意されていて、
 好きなキャラとのハッピーENDを迎えられる。
 ちなみに個人的に好きなヒロインは詩音、
 まあデレるまではツンがきつくて萎えそうになるけど。
 あとは絆ちゃん、
 声もしゃべりも子どもらしくてかわいい。

<悪かったところ>
・キャラが無駄に多い、
 龍と詩音とか林と沙代とか、
 どうしても必要なやつらじゃない気がする。
・キャラの多さに関連して無駄なシナリオも多い、
 上記のキャラ関連のイベントや、
 中盤に入ってからの繋がりのない短編エピソードとか、
 孤独島の一件に関しては必要性というものが、
 さっぱりわからない。
 作品の持ち味のテンポの良さが損なわれてる。
・エンディングが多すぎて一つ一つの重さを減じている。
 そもそもメインでさえ満足できるものじゃなくて、
 禁止区域ルートに至ってはHappyENDの大安売り、
 唯一のメインであるところの舞でさえ微妙。
 麗華ENDは1作目同様、
 一応メインらしいラストと納得できる。
  
<総評>
 エンディングまでの過程はエロゲの中で最高レベルなのは確か、
でも盛り上がってるからこそ期待していたほどのオチじゃないから、
最後の最後で物足りなくなってしまうというか、
もしかしたらそれこそが傑作の証なのかもしれないけど。
彼の強さをの本領を発揮したバトルの末の、
ラストというのは見てみたかったんだけど、
本当に強い相手と戦ってないからなースッキリしない。
なんだかんだいって、
楽しかった作品の最後というのは、
余程の大団円でもない限り納得できないものかもしれない。


↓以下ネタバレを含みます

 亮ことアキラ君は、
五十嵐と比べちゃかわいそうだが本当にやつの息子かって感じで、
麗華を狙っていたのに処女じゃないと分かると即処刑だし、
翔子にも調教と称してひどいことしてるし、
人を見下してるし、
どうしようもないやつだからどのルートでもひどい死に方で、
余裕ぶっこいて朱美をいたぶってたら風子に拳銃でやられたり、
翔子に刀で刺されたり、
薫に切られたり、
そして最後には海斗に止めをさされ、
死に様がぶざまで、
海斗とは器が違い過ぎるというか、
彼のライバルとしてはあまりに役不足。
てっきりもっとアキラ君は大物になって、
好敵手となって現れると期待していたのになー。

 また海斗に関して、
彼は例え麗華が攫われようと余裕があったけど、
唯一杏子ことに関してだけは動揺したというのが、
彼女が彼にとってどれだけ大事なのかよく分かるエピソードで、
まあ親父にさえ反抗したぐらいだから当然か。
何よりも大事な掛替えのない存在、
ただ一人の家族で、
妹みたいなものだと言ってたな、
あれだけHしておいて(笑)。

 キャラが増えた影響で影が薄すぎるキャラが続出だったな、
彩はいいとして萌とか薫ルート以外空気過ぎる。
一作目からのキャラの中で一番活躍したのは、
やっぱりツキさんでしたね、
ある意味麗華さん以上に頑張ったんじゃーなかろうか。
スポンサーサイト
[ 2010/06/26 23:01 ] ゲーム | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL


『夏の幼馴染と、冬のカノジョ』 光・シュヴァルツカッツェ ま~まれぇど新作第8弾『星ノ音サンクチュアリ』 あねいも Neo+ AXL新作第9弾「百花繚乱エリクシル」2013年4月26日発売予定! WHITESOFT『ギャングスタ・リパブリカ