まほろんの星屑

アニメとかゲームとか小説とかで、人生をどう浪費しようか迷う戯言見習いの 日常を描いた物語
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『Volume7』の感想

 なんとかまとめられたので今回はRococoWorksのデヴュー作
『Volume7』の感想です。このブランドは2007年2月に解散した元
Tarteのスタッフが立ち上げたもので、『ひなたぼっこ』で笛先生
のファンになり、『カタハネ』でTarteのファンになった私としては、
待ちに待った復活作で、全く知らないブランドと違いあの頃から
どう進化したのだろうという期待と、『カタハネ』を作ったスタッフ
という信頼のある作品でした。間違いなく名作だと思って買って、
満足できる内容でした\(^▽^)/
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 まずゲームジャンルについて、本作は群像劇という恋愛ADV
ではあまりない形式をとっているのですが、大雑把に言えば一
つの大きな物語が様々な人物の視点で進んだり、それぞれの
話が関連し合っているようなものをいいます。恋愛ADVで言うと、
1人の主人公が多数の女の子と仲良くなるというものではなく、
別々のカップルそれぞれの話がクロスしながら進んでいくという
感じで、さらに視点がころころ変わるものがあってそれが『ボル
シチ』というわけです。代表的なものが『ef』で、『君と恋して結
ばれて
』や『レコンキスタ』もぽいかな。
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 あらすじはまとめるのが難しかったので世界設定と話の構成
について説明します。物語の舞台は現代の日本、世界各地で
生物だけが通れない壁がドーム状に一定地域を覆ってしまうス
フィア化現象が起きている中、ついに日本でも奈々浜に発生。
しかも他に例のない町が100年前の姿に戻るという現象が起こっ
た。本作のゲームジャンルがただの群像劇でなく頭に特殊とつ
く所以は話の構成にあって、導入部ではスフィア発生後の奈々
浜近くの学校にドーム内調査機関の学生調査員常盤十丸と放
送局の学生リポーター紀野梗香が転校してくるところから始ま
り、それから3カップルそれぞれのルートを選択して進めていく。
1ルート終えるとまたルート選択画面に戻り、3ルートそれぞれの
仮ENDを見てやっと群像劇が始まる。それまでは本編を楽しむ
ための前ふりというくらい、群像劇が始まるとテンポよく様々な
視点から進み、同じシーンを違うキャラの視点から見れたり、実
は裏でこういうことがあったのだということがわかってきてもう目
が離せない、ノンストップでそのままエンディングという勢いです。
完全攻略しないと真のエンディングを見れないわけですが、総
プレイ時間は30時間にも満たないぐらいなのでそんなに大変じゃ
ないです。
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 物語の舞台はスタッフの方が住んでいて土地勘があるとかで
神奈川県の横浜市になったそうです。地名は実際にあるものを
ところどころ変えたもので、例えば

・奈々浜→横浜
・桜見町→桜木町
・上ノ岡→上大岡など

横浜市営地下鉄の路線図と見比べれば分かりやすいです(*゚▽゚)ノ
登場する建物や景色は横浜を知る人にとってはニヤリとするも
のが多くて、今度の休みに撮りに行こうかなーと思ってます。
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 登場人物で好きなのは、メインヒロインだと最初の印象では発
売前の人気投票でも1位だった琴良さんです。彼女は今まで様々
な恋愛ゲームのヒロインと出会ってきたけどここまでの淑女は初
めて、大和撫子というのか、学生とは思えない落ち着きがあって
しっかりした娘です。でもPLAY後に一番かわくていいなーと思っ
たの不人気だった梗香で、彼女は最初は少し気になる程度だっ
たのがじわじわとかわいらしい魅力が見えてきて、最後は確か
に梗香がメインヒロインだと納得できるんだよね(=´▽`=) 
 メインキャラ全般にいえることが、どいつもこいつも真っ直ぐで純
情で、時にはクサイ台詞やありがちな場面があったりして、みんな
が眩しくて見えないよ(^▽^;) 
 そして群像劇という性質上、メインもサブもなく進んでいくので、
その場面場面でそれぞれ主人公がいるという感じで、なんせメイ
ンの男性陣に声があるだけでなく、そのキャラ視点の時も声が再
生されるので、第三者視点でも物語が見れた感じです。
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 さてさて、Tarteからのファンの方々にとってはお楽しみの部分が
ありまして、もろ『カタハネ』ネタとわかるものが(=v=)ムフフ♪ 
敢えて言いませんが、「成瀬未亜」と「大臣」といえば(゚ー゚)ニヤリ 他
にも、もはや恒例とするのかユリンユリンな展開があります(゚▽゚*)
誰と誰がくっつくのかキャラクター紹介や相関図を見ても予想でき
ませんが、話が進んでいくと(^ー^* )フフ♪
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 そうして物語はエンディングを迎えるわけですが、『カタハネ』のよ
うに泣いてしまう感動のラストというものではなく、TGのインタヴュー
でシナリオのJ-MENTさんがおっしゃってましたが“誰も殺さない”が
コンセプトなので、泣くというか笑って迎える大団円、多分泣いてしま
うような作品のほうが名作といわれ、全て丸くおさまるハッピーエンド
はある種滑稽にもうつるんですが、『ボルシチ』はこれでいいと思えた
んですよねー。
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そういえばまだV-MAXって読んでないけど、一体どういう内容なんだ
ろう? 手に入れた特典とかは仕舞ってしまうからすっかり忘れてい
た(汗)。まあー何はともあれ、下半期に買った20本以上のゲーム中で
一番のお薦めなので「群像劇って好きじゃないなー」と思ってる方も騙
されたと思ってちょっとやってみて欲しいです(^▽^)/ 

20本以上買ったけどまだ半分もやってない(;´▽`A``
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[ 2008/12/21 21:08 ] ゲーム | TB(0) | CM(0)
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